2010/11/08

「すみません」と「すいません」の違い  (解決済み)

人に謝るときにはすみませんとよくいうのが、日本人にメールするとき
いつの間にすいませんと言ってしまった。
今日は興味深いこのことについてうちの研究室の後輩と話した。
すいませんってあまりよくない言い方そうだ。特に目上の人に対して、
やめたほうがいいと言われました。
もちろん,その時に,すみませんも良くないよね
、申し訳御座いませんというべきではないか。

「すみません」が、いわば“本家”であり、
「すいません」は“分家”(口語的に訛ったもの)です。
おそらく、元々は、
「(謝るぐらいでは)済みません。」か
「(ただでは)済みません。」
なのでしょう。


確かな語源を知っている挨拶言葉の例は、
「さようなら」←「然様ならお別れいたしましょう」
(要するに、「では」とか「じゃー」とかと意味は同じ。)
「こんにちは」←「今日は御機嫌如何でございますか」
「ありがとうございます」←「(そのようなことをしてくださる

というのは)有り難うございます。」(=なかなか無いことです)

また、すみません → すいません
のように、口語的に訛った言い方は、例を挙げたら切りがないほどあり、
例えば、ぱっと思いつくだけでも、
そうではない → そうじゃない
やっている、走っている、考えている
→ やってる、走ってる、考えてる
くだらない、変わらない
→ くだんない、変わんない
(→ くだんねえ、変わんねえ)


すんませんという言い方もあるらしいです。

人に感謝を表すときにもすみませんって使えるよね。
お見舞いをいただいてすみませんでした。
人にドアを開けてもらう時にも、すみませんと言ってもいいよね。
でも、やはりこの時に、ありがとうございますとも言えるよね。

発音しやすく変化した発音の他の例としては
手術(しゅじゅつ→しじつ)
洗濯機(せんたくき→せんたっき)


日本語がなかなか難しいよね。
日本語を勉強すればするほど難しくなるよね。

参考サイト:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2116307.html